symposium
このシンポジウムではアジア・日本のアーティスト・キュレーター・運動家などが集まり、深い交流を行います。中国・インド・インドネシア・日本のテクノロジー社会を留意し、様々な点を比較し、メディアとアクティビズム・公共空間・ジェンダーとの関係を議論してゆきます。メディアテクノロジーによる社会的な意識を高める可能性や、人々を動かしていく可能性を議論しながら、アートの世界における例と社会における例を具体的に検討していきます。
participants
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小倉利丸 富山大学経済学部で現代資本主義論などを教えている。アートがもつ新しい社会を創造する力に注目しつつ、美術館の権力がもたらす検閲と「表現の自由」の問題に取り組んできた。近年は、ストリートにおけるアートの可能性と「表現の自由」に注目している。著書として『アシッド・キャピタリズム』(青弓社)、『抵抗の主体とその思想』(インパクト出版会)など。 |
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藤井光 1976年生まれ。美術家・映像ディレクター。パリ第8大学美学・ 芸術第三博士課程DEA卒。1995年渡仏。フランスでメディ ア・アーティストとして活動を始めるが、2005年帰国以降、現代日本の社会政治状況を直截的に扱う表現活動へと転換。社会運動と芸術の関わりについて制作および研究を行なっている。美術館、路上、インターネット、裁判所、スクウォットなどの現場で映像メディアの可能性を 模索すると同時に、「文房具としてのメディア」をコンセプトに映像制作ワークショップを通し映像メディアの民主化に努める。 『リフレクション』(水戸芸術館, 2010)、『LAST WORDS』(4A, Sydney, 2010)『東京生活転回法』(アサヒ・アートスクエア, 2010)『いまバリアとはなにか』(せんだいメ ディアテーク, 2010)等に出品。 |
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岡部あおみ 現代アートの批評と都市論、美術史的な視野を踏まえた芸術と表現の考察、展覧会の企画の新たな方法、美術館やNPOやアーティスト・イン・レジデンスなどのありかたや国際展について研究。またアーティスト、ギャラリスト、学芸員、メセナ、NPOなどアートに関わる人々と対話を行うweb「カルチャーパワー」を運営し、社会に浸透させる試みを続けている。武蔵野美術大学芸術文化学科教授。 |
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お申し込み方法
シンポジウムを参加希望の方は info[at]dis-locate に氏名・参加人数・携帯番号・メールアドレスを添えてご連絡ください。当日参加でも結構ですが、出来れば事前にご予約いただけるとありがたいです。