about
ディスロケイト
アートとは何か。 テクノロジーとは何か。 ローカリティ(地域性)とは何か。
これらは互いにどのような影響を及ぼし合っているのでしょうか。
ディスロケイトの活動の基本的な概念は、アートとテクノロジーとローカリティとの関係について、考え直してみるということです。ディスロケイトは展覧会、シンポジウム、ワークショップなどを通じて、これら3つの関係性について考えていきます。
メディアテクノロジー・公共空間・市民運動との交点を探究することを通してmediActionsは新技術による社会・政治変動の活性化という思想を問います。民主主義や市民社会への参加を与えるというネット・メディアのビジョンは不可能な理想郷を産みましたが、メディアの装置が私たちが住んでいる具体的な空間において新しい階層を構築するとともに参加性とアクションの可能性を発見できるでしょうか。
こうした質問を基づいてmediActionsは6週間のアーティスト・イン・レジデンス・プログラムにおいて中国・インド・インドネシア・日本のアーティストとのコラボレーションプロジェクトを開催し、メディアテクノロジーを媒介して新しい社会活性化、新しい公共空間のあり方が可能になるのか議論していきます。