Action
インターネット時代が始まり、新しい民主主義の可能性が生まれてきたと言われています。参加型・インタラクティブメディアは受身だった市民を活性化させ、ネット上の市民社会が構造され、新しい政治的な意識が育まれています。ただの消費者ではなく、メディアテクノロジーを通して、市民はプロデューサー・製作者になっています。
メディアテクノロジーの進歩によってあらゆる人々が多様な表現の形態を得、世界中のネットワークへ発信することが出来るようになりました。
少数派に発言権が与えられ、公民権を奪われた人へ権利がもたらされ、現存の権力構造が挑戦され、ボーダーレスな世界で人種差別・性差別などが越えられ、同質で対等のシステムにおいて世界中の人々がつながり、新しいコミュニティ・新しい社会が作り出されています。
ネット・新メディア技術は政治の自由の象徴でしょうか。多様性・異質性・広い視野によってオルタナティブメディア(マスメディアに替わる他の視点からのメディア)は、我々に複数の視点・多面的な考え方を与え、マスメディアの独裁制に挑戦し、情報の価値・信頼性を問います。