Screening
アジアビデオセレクション 10月3日 18時~20時
中国
Yard : Song Tao
The Pool : Li Ming
The Perfect ' NEUKOLLNER MAIENTAGE ' : Yida He
インドネシア
TELEPOWER : Muhammad Akbar
Bandung Art Now : Tromarama
Ketik REG Spasi BlaBlaBla/ Type REG Space BlaBlaBla : Yusuf Ismail
インド
...
市民メディアのセレクション 10月10日 18時~20時
Champon
チャンポンでは各国のメ ディア活動家たちの手によるヴィデオがアップロードされているが、単にそれぞれのクリップが孤立している訳ではない。アーカイビングという形で、またはリ ミックスという形で、または実際の連帯を作り出す運動という形で繋がりがある。短い映像群を上映しつつ、それらの連なりを視覚化してみよう。
Videact
2008年にビデオアクトが行った3分ビデオ企画の第6弾。
「自由不平等」という言葉からイメージされる3分間の映像を公募し、集まった作品を全て無審査でつなぎ合わせたオムニバス作品です。
格差、弾圧、監視社会…自由が不平等なこの時代に向けて、多彩な制作者が「自由不平等」を表現しました。
VJU
渋谷ブランニューデイ予告編
渋谷―きらびやかな街の足元で、這いつくばるように暮らす野宿の人々たちがいる。家を失い、孤独の中で見つけた希望。それは、仲間同士で支え合う、地下駐車場という住処だった。しかし、そんな「最後の砦」にも危機が迫っていた!話題の動画サイト「D-TV
ONLINE」からスピンオフ!夢と希望のホームレス・ムービー予告編。
You and me, us 10月17日 18時~20時
「わたしが沈黙するとき」山本兵衛 18分
「東京のどこかで」タテナイケンタ 19分
「竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン」akaboshi 25分
「othello」棚田清 2分
「nakedyouth」宍戸幸次郎 10分
「ミョンジャ、泣くな。化粧が落ちる…」Jin Yoon Kyoung 10分
- 監督のコメント
- 「わたしが沈黙するとき」山本兵衛
- 今回のイベントのテーマである『ジェンダー』ですが、この作品を作る際に、ジェンダーを越えて我々を結ぶものは何か、という普遍的なテーマを念頭に描きました。確実に存在する偏見や壁というものは、お互いの意識の中だけに存在するものではないのでしょうか?
- 「東京のどこかで」タテナイケンタ
- この短編は4、5年前の作品ですが、未だにこうして上映していただく機会があるということは喜ばしいことです。今見返してみると、未熟な部分が恥ずかしくもありますが、同時に手前味噌ながら「へぇ面白いじゃん」という部分もあり、「あぁあの頃はこういう映画が撮りたかったんだなぁ」となんだか昔の自分に再会した気分です。それもこれもこの上映会のおかげです。ありがとうございます。
- 「竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン」akaboshi 25分
- 僕が「同性にしか惹かれない自分」に気付き、その事実を受け入れるまでには様々な心理的葛藤がありました。世間から笑われる対象だったり毛嫌いされるような対象に自分を当てはめなければならない。そのことに最も抵抗を感じ恐怖に怯えたのは自分自身でした。自己受容できず家族にも言えない当事者が多く、精神的な孤絶感に苛まれやすい社会構造は続いており、その原因を日本のマスメディアが助長している状況は相変わらず続いています。だからこそ、90年代にNHKで「当事者目線からの世界観を伸び伸びと表現できる場」を設けようとしたディレクターの行為は尊かったし放送中止は残念だった。その悔しさを映像に定着させた作品です。
- 「othello」棚田清
- 「nakedyouth」宍戸幸次郎
- 「ミョンジャ、泣くな。化粧が落ちる…」Jin Yoon Kyoung
- ミョンジャは、彼氏と交際を始めて100日目の記念日を祝うために、自宅でたくさんのご馳走を準備して、きれいにお化粧をととのえ可愛らしいワンピースで気合十分おしゃれをするが・・・。
- トランスジェンダーの愛し方・感情が、私たちの愛し方ならびに感情とも決して異なるわけではない。
この映像はJUICY!というパーティーで上映するために制作された。JUICY!はこの作品にも出演しているパフォーマー、マダムボンジュール・ジャンジさんのオーガナイズするミクスチャーのパーティで、1997年から都内で定期的に行われている。クラブという空間で音楽・ドラァーグクィーンのショウを中心にしながらそこに集う人々は多種多様。クラブであり、サロンであり、劇場であり、ライブハウスであり・・・。濃密な空間は世界の縮図にも見える。様々な人がいて、様々な主張があって、そこには正解も不正解もなく、ただ渾然一体とした熱気だけが存在する。そんな世界観を表現できたらと思い出来上がったのがこの作品です。