Prayas Abhinav
アーティスト、リサーチャー。Srishti School of Art, Design and Technologyの教師。 Center for Experimental Media Artsの研究員。都市空間を活性化すること、再考することに興味があり、文化や社会的な目的として公共空間がどのように使われるか探察している。ソー シャルネットワークやローファイテクノロジーを利用し、コミュニティと資源を結びつける。 インドのオープンソース運動に積極的に参加し、2007年にイン ドの クリエーティブ・コモンズの創立に参加した。同年にバンガロールとデリーを拠点として都市空間に介入し、パブリックスペースや空き地のあり方と使い方を問いかける「Cityspinning」というプロジェクトをスタート。
滞在制作プラン
善福寺では様々なグループが存在していますが、自らのグループ以外との交流や、市民参加の機会が少ないので、どうすれば新たなコミュニケーションが生み出されるか、メディアテクノロジーを用いて探ります。iphoneアプリや携帯電話専用ウェブページというバーチャルな世界と善福寺のパブリックスペースにある現実的な世界のつながり、地域の中での個人の存在、個性、表現を可視化し、それによって新たなコミュニケーション方法を見出し、メディアテクノロジーによってどのようにコミュニティを活性化することができるかという問いに取り組みます。
このプロジェクト・作品を発展するために東京工芸大学インタラクティブメディア学科の野口研究室と協力し、アートと科学との関係・可能性を探求し、東京でのアーティスト、リサーチャー、メディア専門家、学者とインタビューを行い、日本とインドのメディア文化・歴史の比較を行い、それに基づく作品を制作する予定です。