Prilla Tania – What

公的な空間の中で、まず気づくことは何でしょうか。サイン・広告板・テキスト・木・植物・食感・音・臭い?

このコラージュのワークショップでは、雑誌・新聞・ポスター・カタログのイメージを使い、新しいメッセージの構築(再構築)を試みました。 まず、私たち人間そのものが、コラージュです。さまざまな血統で構成された遺伝子の組み合わせから、個人が生まれています。物理的なものだけではなく、精神的にも様々な経験が一人の人間を作っています。様々なコード・様々な経験を持っている人間同士は、いったい、どのようにコミュニケーション
出来るでしょうか。

私たちは身体を通して、自分の状況・感情のいろいろな情報を発信しています。無意識的にも発信しています。このワークショップで、まず最初のセッションでは、私たちの身ぶりや顔の表情に関する経験などを話し合いました。国・文化によって身ぶりや行為の意味が違うかもしれませんが、共通点もあります。どこの国でも、どの文化でも理解される身ぶりや行為はあるでしょう。そこで、2つめのセッションでは、身ぶりやボディーランゲージを通して、メッセージすることを意識して行ってみました。

そして次に、マスメディアが配信したメッセージの中の、イメージの影響について話しあいました。スライドプロジェクターで、インドネシアの映画のポスターを紹介し、参加者とともにイメージの利用方法を分析し、映画のジャンルや内容を想像しました。

現代の世界では、私たちは絶えず大量の情報にさらされています。秋葉原でも同じ状況があります。どこを見てもイメージ・テキスト・音によるメッセージが目や耳に入ってきます。あまりにたくさんのメッセージがあるので、私たちは圧倒され、周りの出来事についてちゃんと考えられなくなってきているかもしれません。そこで、次に、ワークショップの参加者と一緒に秋葉原を歩き回って、そういう現象を体験してみました。

最後のセッションでは、マスメディアの雑誌・印刷物のイメージを切り抜いて、コラージュを作り、個人的な考えをメッセージとして(再)構築するという作業をしました。